世界の国の中には、通常の紙幣とはデザインを大きく変えた記念紙幣を発行するものもある。なかには記念銘の文字や絵だけを加刷したものもあるが、美しいデザインのものも少なくない。世界で最初に記念紙幣を発行したのは1968年のスウェーデン国立銀行開業300周年を記念した10クローネ紙幣である。
現在では多くの国で発行されており、中華人民共和国で2008年発行されたオリンピック10元記念紙幣[2]や、タイ王国の王室慶事を祝した記念紙幣(国王即位60周年記念60バーツ紙幣等)のように、紙幣で記念貨幣が発行される場合も少なくない。なお、タイでは2000年に国王夫妻金婚記念として50バーツ記念紙幣のほか、1998枚のみ限定発行された、超高額の50万バーツ(日本円で約140万円)記念紙幣が存在する。また現在世界各国で導入が進められている樹脂製のポリマー紙幣も世界で最初に発行されたのは1989年のオーストラリア200周年記念10ドル紙幣である。
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日本では未だ記念紙幣は発行されていない。なおD券二千円紙幣は西暦2000年(いわゆるミレニアム)、及び沖縄サミットを契機に発行されたという経緯があり、海外の紙幣カタログなどには記念紙幣として扱われている場合もあるが、法律上は普通紙幣である。